地熱発電と温泉地

地熱発電の開発を進めるとなると、そこがすでに温泉として観光化されていた場合、温泉の地元の理解を得ることが重要になる。
原子力に比べれば被害の範囲は狭く、局所的ではあるけれど、生活をし、生計を立てている人にしてみれば、たしかに死活問題になる。

でも、こういう問題は、日本の工場などは、あちこちで、補償や賠償で、進めてきたんじゃないかな。海岸の工場など、漁業の利権者に対する賠償とかして、やってきているわけだし。
受け入れを決めるのは温泉にいる人達だが、不可能な調整ではないだろう。

地盤沈下や温泉の減衰のリスクはたしかにある。被害、迷惑をかけたら賠償をしなきゃいけないだろう。でもね、原子力事故の賠償の費用を考えれば、地熱発電で万一何かあっても、十分経済的には賠償できる額だよな。勿論、景観、場所、故郷は、金の問題だけじゃないんだが。

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